KC-代ノンステップバス

西日本車体工業の96MC架装のKC-代ノンステップバスはスペースランナー（KC-UA460HAN改）・エアロスター（KC-MP747M）・キュービック（KC-LV832L/N）の3種類あります。その中で今回はスペースランナー（KC-UA460HAN改）について記します。一般的なKC-代ノンステップバスは車内をフルフラットにするためデッドスペースを設けエンジンを横置きにした車両が多く開発されました。しかし、その分座席が少なくなったり、フルフラット機能の活躍できる場面が少なかったりと様々な欠点が出始めました。一方でオートマチックもメンテナンス性や燃費性能も低く、なにより輸入部品が多かったこともあり低評でした。登場から数年にして早くもより実用的なノンステップバスが求められました。そこで2000年に登場したのが本型式です。ワンステップをベースに、前扉から中扉までをノンステップにし後部座席の下にエンジンを従来通り縦に置くことでMTを実現しました。この形は後のKL-UA452系まで受け継がれていきました。